2018/10/02

犬の健康管理(暑さ対策)

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犬の健康管理(暑さ対策)

犬

犬の暑さ対策のためには、人間と犬の体温調整のしくみを理解しておく必要があります。

人間は汗をかき、皮膚表面から汗の水分が蒸発するときに気加熱が奪われることによって体温をさげる体のしくみになっています。

一方、犬は人間のように汗をかきません。

そのかわりに、パンティング(舌を出して「ハー、ハー」すること) によって唾液中の水分を蒸発させ、体温を下げる体のしくみになっています。

皮膚全体から水分を蒸発できる人間とくらべ、狭い表面積の舌からしか水分を蒸発できないなんて、「夏場はさぞかし大変だろう」と可愛そうになってきますね。

その上、犬は全身を毛で覆われているのですから、同じ気温(室温) の環境に居ても、人間の体感温度と犬の体感温度では、まるで違うことが判ります。

人間が「暑いかな」と感じる程度で、犬は「もう死んじゃうよ~」とダウン寸前かも知れません。

これらの点を踏まえて、犬の熱中症対策を行いましょう。

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犬の熱中症対策

対策1.  毛足の長い犬の場合、気温の高い季節だけ毛量を少なくするようにする。

短毛にカットするのではなく薄毛にすいた方が紫外線予防や皮膚の保護ができる。

対策2.  エアコンで室内温度を下げます(犬の場合25 ℃が適温)。

舌からしか水分を蒸発できない犬に対して、扇風機で風を送る方法では、体感温度に効果がありません(扇風機を用いる場合は、対策5 を参考にすること)。

対策3.  遮光カーテンなどで、室内温度が上がるのを防ぐ。

対策4. 「ひんやりマット」など熱を逃がす効果のあるグッズを使用する。

対策5. 犬のパンティングが激しい場合は、緊急処置として犬の被毛に霧吹きで水を吹き付け、扇風機の風を当てる(気加熱を奪う表面積を増やす)。

水を吹き付けるとき、犬がブルッブルッと脱水しない程度の量にし、極端に冷たい水を用いないこと。

また、何度も繰り返して冷やし過ぎないこと。

対策6. 脱水症状を起こさないように、常に飲み水用のボウルに新鮮な水を満たしておくこと。

対策7. 涼しい時間帯以外は散歩に出かけないこと。

高温で照り返しのあるアスファルトの上を歩かせないこと。

散歩には犬用の飲み水を持ち歩くこと。

保冷剤を使った冷却グッズを犬に用いるとよい。

対策8. 車の中には絶対に放置しないこと。

対策9. 屋外飼いの場合は、よしずなどを用いて、犬舎に直射日光が当たらないようにする。

なるべく室内に入れるようにする。

犬用のプールを設置したり、打ち水をする。

対策10. 食欲が落ちてきた場合は、水分の多い食事(ウェットフードや冷たいスープなど) を与える。

手作りする場合は、特にビタミンB1 が不足しないように気をつける(→ 犬に必要な栄養素(ビタミン) )。

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熱中症の症状と応急処置の方法

・ 熱中症の症状

– ぐったりしている。

– 体温が高い(体温41 ℃は危険なのですぐに病院へ連れていくこと)。

– 過呼吸をしている(浅くて速い呼吸をし、緊迫しているような状態)。

– ヨダレを垂らす。泡を吹く。

– 痙攣を起こしている。

・ 応急処置の方法

– すぐに早く涼しい場所へ移す。

– 体に水をかけるか、(風呂桶などを使って) 水の中につける。

– 濡れタオルで体を包んで、扇風機の風を当てる。エアコンをつける。

– 保冷剤・濡れタオルなどで脇の下・首周り・内股などを冷やす。

– 冷やし過ぎにも注意(体温が39 度以下にならないよう) する。

– 自力で飲める場合は、水やアイソトニック飲料を少しずつ与える。

– 冷やしながら、とにかく早く動物病院へ連れて行き治療が受けられるようにする。

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